平成18年8月28日
工作機械の取り扱い及び安全講習会
工学部等技術部実習工場技術班
目的:技術職員を対象に、工作機械の運転・操作及び安全作業に関するスキルアップを目指す。
実施日 : 平成18年 9月 5日(火)1日コース
実施場所: 実習工場内
受講者 : 技術職員を対象
講 師 : 実習工場技術班職員(芳ノ内信也、稲田静磨、政岡 孝、石丸恭平)
実施内容
各種工作機械(旋盤、フライス盤、ボール盤)の構造や操作方法を説明して金属材料の切削加工を実施する。また、基本作業や切削工具等の取り扱い方、安全作業への取り組み方について実習を行う。
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1,旋盤作業
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@ 旋盤の主要部構造と機能
A 旋盤用バイトの種類、取り付け方法、研磨方法について
B 切削速度と回転数・送り速度、切り込み量について
C 旋盤作業(チャック作業)の基本的な切削作業(切削加工)について
D 旋盤作業における安全
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2,フライス盤作業
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@ フライス盤の構造と機能
A フライスの種類と取り付け方法について
B 切削速度と回転数・送り速度、上向き、下向き削りについて
C フライス盤の基本的な切削作業(切削加工)について
D フライス盤作業における安全
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3,ボール盤作業
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@ ボール盤の構造と機能
A ドリル・リーマ・タップの種類と取り扱い及び研磨方法について
B ドリルの切削速度と回転数・送り速度について
C ボール盤の基本作業及び加工材料の取り付け方法や薄板の加工方法について
D ケガキ作業
E ボール盤作業における安全
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4,その他
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利用頻度の多い小型工作機械の取り扱いや安全作業
(T)グラインダーの取り扱いや安全作業について理解する。
ドリルやバイト研削の基本的作業を実施する。
(U)安全保護具(保護メガネ、作業服、履き物、手袋など)について
参考資料:機械製作実習テキスト及び安全手帳を講習会資料とする。